一番食べたかったスイーツがニューヨークで大人気のミルクレープ「Lady M」
ニューヨークの大学に通って3ヶ月経った頃、ラインで一枚の写真を送ってきた娘。
最近、ニューヨークで大人気のミルクレープのお店のグリーンティーミルクレープは「今まで食べた中で一番美味しい抹茶クレープ」なんだって。その上、娘の情報では「今年の夏にハワイにもオープンしたらしいよ」とのこと。
なんとタイムリーなことに、数日後に朝の情報番組ZIP ! で「今、ニューヨークではミルクレープが大人気!」ということで、このお店を紹介していました。それからずーっと気になっていました。
ニューヨークに到着後、ホテルで娘と待ち合わせして、まず向かったのがミルクレープのお店「Lady M」へ。
娘はとにかく、ここ「Lady M」に私を連れて行きたかったみたいで、チェックインを済ませて直行。
時間はちょうど午後3時すぎ。おやつの時間にはちょうどいい時間なのに、たまたまなのか列ができていないのはとってもラッキー。
これが「Lady M」のシグニチャーのミルクレープ。もちろん人気No.1です。
他にもモンブラン、エクレアやガレットもあります。
いつも思うんだけど、アメリカのショップ店員さんて、髭もじゃだったりTATOO入りだったりと男性が多いんですよね。日本はこういうお店は可愛いユニフォームを着た女の子っていうイメージなんだけどね。
テイクアウトのお客さんも多く、店内はとても混み合ってます。
注文したのは「ミルクレープ」「グリーンティーチェッカーズ」そして「ミモザ」の3品
私たちが行ったのは3号店のニューヨーク公立図書館の近くの店舗。紫をイメージカラーにして高級感を醸し出してます。
2人でこんなに食べてしまった。甘さは控えめで、スポンジもきめ細かくふわふわ。これなら何個でも行けてしまう。アメリカのどっしりとした重たいスポンジケーキに比べたら、この口どけの良さが人気の秘訣なんだと思います。
お値段はそれなりに、$8~$9で税金を入れたら1ピースで1,000円に近い。
左から「シグニチャーミルクレープ $8.50 」20枚の薄く焼かれたクレープと軽い生クリーム、「 グリーンティーチェッカーズ $8.50 」抹茶とチョコレートのスポンジを抹茶とクリームとホワイトチョコレートでコーティング、「ミモザ $8.50 」デリケートなスポンジをキューブにしてシグニチャーのカスタードクリームをサンド。
「Lady M」の店舗はニューヨークに7店舗も
ニューヨーク公立図書館の近くでアッパーイーストという地区に2004年にオープンしたらしいけど、その後にセントラルパーク角にあるプラザホテルのフードホールにオープンしてから急成長を遂げたとか。
プラザホテルに行ってみると一番いいポジションにLady Mがあった!
「Lady M」の正体はかつて南麻布にあったスイーツ店の「ペーパームーン」
もともとは、南麻布にあったミルクレープのお店「ペーパームーン」のオーナーの和田氏(愛称エミィさん)がアメリカに進出したということらしいんです。数年前に世間のを賑わす出来事があって日本の店舗は惜しまれて閉店してしまったけど、今こうやって成功しているのは日系人Ken Romaniszynさんとの共同経営で成功を収めたとか。そしてこのビジネスモデルがハーバードの教材になったとか。
Lady Mのミルクレープは日本に逆輸入される日はあるのかな。
日本には未上陸だけど、アメリカではロスアンゼルスでも大人気。そして、シアトルでは先月、ポップアップ店がベルビュー市のニーマンマーカスで3日間開催され、毎日大盛況だったとか。でもね、なんとシアトルの牛角のデザートメニューに「Lady M」のミルクレープがあるらしい。これ、シアトルの友達が食べたんです。シアトルでLady Mのミルクレープが食べたかったら牛角へ行へば食べられるって…。ただし$12もして、しかも冷凍。
でも、私的に高級感のあるLady Mのミルクレープは牛角レベルの飲食店では提供して欲しくないな…と思うのでした。
そしてアシアではシンガポールや香港にも店舗はあみたいなんだけど、日本に戻ってくる日はあるのかな…。