日本でもシャインマスカットや長野パープルなど種がなくて、皮ごと食べられる甘くておいしいぶどうが人気ですね。とっても高価だけど、皮ごと口にぽいっと入れられるので、食べやすさで選んで買ってしまいます。
もちろん、アメリカでもぶどうはデザートとしてだけではなくサラダに入れたり、おやつだったりとスーパーには一年中、安定した価格で売ってます。
幻のぶどう「コットンキャンディー」Cotton Candy
去年、コットンキャンディーと言うなのぶどうを知りました。9月頃からで初めて、すぐに終わってしまうぶどうです。マスカットやレッド・グローブ、小粒のシャンパーニュなども美味しいけれど、このコットンキャンディーはすっごく甘くて美味しいらしいんです。
去年は幻で終わった
そこで、去年10月にSam's clubに売っているという情報を得たので、1日会員になって行ってみたけど、時すでに遅し…でした。
今年になって、そろそろコットンキャンディーの季節と思い、スーパーに行くたびにアンテナ張っていました。
今年こそは食べたい
今年こそは食べてみたいという思いを叶えてくれたのは、ホールフーズマーケット。
これが コットンキャンディー
見かけはプラスチックバッグに雑に入れられた、普通のマスカットのようなぶどうです。
でもこの近くはとってもあま〜い匂いが漂ってます。袋もちょっとべたついてる感じ。
とりあえず、袋から1粒取り出して、試食してみたら、今までに食べたことのない甘さ!!
どれだけ甘いのか。
コットンキャンディー、つまり綿菓子。香りからして、とってもスイート。そして、食べてもコットンキャンディー。とにかく甘い、そしてジューシー。皮の色はちょっとくすんだ黄色で、ドットもあたりして。
カットしてみた。
もちろん種無しで皮も薄いので、一口で食べちゃいます。
日本のぶどうと違って、見栄えはそれほど良くないけれど、甘い香りが漂ってきます。
そして、一粒で綿菓子を食べたみたいに口の中には甘味が広がります。
食べすぎ注意!! いえ、甘すぎて、食べ過ぎることができないくらいの甘さ。
コットンキャンディーの産地
産地はカリフォルニア。
カリフォルニア州のGraperyというぶどう農園が2種類の品種を掛け合わせてみたら、たまたま綿菓子のような甘さのぶどうが育ったとのこと。アクシデントだって語っています。遺伝子組み換えではなくで自然の恵みだそうです。普通、一般のぶどうは年間通して収穫できるけど、このコットンキャンディーを賞味できるのは8月上旬から9月いっぱいまで。今年は8月10日〜9月10日とのことで、販売時期も短いからタイミングを逃すと、1年待たなくてはなりませんね! みんな、このコットンキャンディーの時期を楽しみにしているようです。
今年の価格は
このコットンキャンディーの価格は1パウンドで5.99ドル。1パウンドが約0.454キロなので1キロで約13ドルくらいでしょうか。シャインマスカットが1キロ1980円として、価格は抑え目。それでもアメリカではぶどうにしてはとっても高価です。
でも日本のように化粧箱になんて入らないから、高価なぶどうでも扱いはどれも同じなのね。
ハワイに旅行にきたら、きっとホールフーズマーケットには行きますよね! ワイキキのホテルもほとんどがキッチン付きだから、朝食や夕食を部屋でいただく観光客がほとんどだとか。この時期にハワイに来たなら、ぜひ、スーパーマーケットでコットンキャンディーを探してみてください。