ハワイの気候はこれからが最高です。実はハワイは12月から3月にかけては雨が多い雨季にあたります。その代わり虹を見る機会が多いのがいいんですけどね。逆にこの季節、青空続きなので虹になかかな逢えない…んです。でも、この真っ青な空と海、ハワイの夏が始まりました。ハワイの風を感じながら青い空の下、青い海を眺めながら初心者向けのトレッキングコースに行ってきました。(←本当はダイアモンドヘッドに行こうと思ったら、駐車場が満車で行けなかったので、急遽ここに変更)
マカプウ岬
ワイキキから車で東へ約30分のマカプウ岬はパワースポットとしても人気です。72号線を車で走っていると、途中で火の女神ペレがオアフ島を創造した時に休んだ「ペレの椅子」を眺めることもできます。マカプウとはハワイ語で「丘」という意味。日の出を望む信仰の場所だったそうです。
トレッキング開始
ここからスタートです。このサインの奥に進むとペレの椅子の麓にある小さなアランデイビスビーチがあります。
ここで大きな勘違いを発見!
一般的にマカプウトレイルといってるけど、正式にはKaiwi Shoreline Trail(カイヴィ ショアライン トレイル)というんですね。
トレイル方面はこちらの道へ。緩やかな傾斜で、ちゃんと舗装されてるのでベビーカーで向かう家族も多く見かけます。この写真は10月の時のもの。緑が鮮やかな時期でした。
これは今回の4月のトレッキングの時。お天気続きなので雨が少なくなってきたので緑が少なくなってきました。ハワイの山肌も時期によって変化します。
東海岸の絶景ポイント 1
途中、振り返ると東海岸の荒々しいビーチを望めます。
最初のシーニックポイントはここ。正面に見えるのは ココヘッド、そして東海岸でも波が激しくブギーボードのメッカのサンデービーチやハワイカイゴルフ場も。大門度ヘッドはココヘッドの奥にちょっとだけ見えてます。
曲がりくねったトレイルを進んでいくと、上からペレの椅子を眺めることができます。この辺りから下っていくとペレの椅子の真下にたどり着けるんだけど、かなりの難のある技なので覚悟が必要です。
絶景ポイント 2
次はここ。運が良ければクジラが見えるんです。(私はまだ…)
写真でははっきりわからないけど、正面にはモロカイ島、右にはラナイ島(ビルゲイツさんが貸切で結婚式をあげた島)、左にはマウイ島が望めます。そして頭上にはiwa(
オオグンカンドリ)という鳥が。写真位は撮らなかったけど、悠々と羽ばたいてるのが見えます。
絶景ポイント 3
ここはSanctuary for Kohola(ザトウクジラの聖域)を眺めるポイントです。
koholaはハワイ語でザトウクジラ。ザトウクジラが繁殖や出産のためにアラスカからハワイにやってくるのが12月から3月の間。運が良ければ4月も。
絶景ポイント 4
途中、エメラルドグリーンの小さなタイドプールも。
数人が下にいるのが見えますか? どうやって行くんだろうという疑問しか残らない笑。このゴツゴツした山肌を下って行ったと思います。
絶景ポイント 5
マカプウの灯台はマカプウビーチからもシンボルとして見ることができるけど、上から見下ろすのもまた素敵です。
これが1909年に完成したマパプウ灯台。この灯台には世界最大級の灯台用のフレネルレンズが使われているとか。そして1974年には自動化されました。灯台が完成するまでの3人の灯台守りがここで寂しく暮らしていた 様子を紹介してます。
マカプウ展望台へ
いよいよ展望台です。ここまで絶景ポイントを見ながら歩いて45分。木陰もなく、直射日光を浴びながらのトレッキングなのに、途中のポイント、道すがら、ビーチで浴びる風とは全く違う、とても爽やかな風が通って行くんです。
短い階段を登ると、そこにも絶景が。みんな軽装です。でも水分補給は忘れずにね。
見える島はマナナ島、島影がうさぎが背中を丸めたように見えるからラビットアイランドと言われてます。振り返ると、歩いてきた道が。そして10月と4月とではこんなに違うの。帰り道は下り坂。20分ほどで駐車場に戻りことができました。やっぱりここも、レンタカーやプライベートツアーがおすすめ。The BUSだとワイキキからシーライフパークまで1時間以上。そしてシーライフパークから歩いて
最後に
前回行ったのが10月、そして今回が4月。山肌、海の青さ、風の向き、それぞれが異なって違ったマカプウを体験できて満足。ここにくる目的の一つはホエールウォチィングの12月から3月なので、次回はこの時期に行ってみようと思う。夜は星空も綺麗らしい。