平成から令和へまたぐ最強の10連休のGW、今年はハワイの航空券のお値段が跳ね上がり、家族で旅行するといくらかかるの?なんて声が聞こえてきます。ハワイ旅行が高額になりすぎたおかげで、諦める旅行者も多くハワイのホテルは空き部屋が多いらしいんですけどね。それでもたくさんの日本人観光客を見かけます。みんなお金持ちなんだろうな…。そんな中、私の息子が渡ハしてきました。もちろん航空券が高額になる前に購入していたので悲鳴をあげるほどの金額ではなかったことが幸いです。泊まりのホテルも必要ないしね。
今回は、息子から聞いたおもしろ話を紹介します。
キャッシュレスの時代
最近はお財布を持たずに、スマホとカード1枚でスマートに生活している人が多くなりましたよね。とりあえず緊急に備えて、少額だけ持って、あとはほとんどがカード決済といったように。特にアメリカはデビッドカードが主な支払いツールでだし、たいていのお店もカード対応だけど、ワイキキにはキャッシュオンリーというお店も少なくはありません。そんな経験もあるから、最低でも20ドルくらいは持つようにしてます。
ワイキキの夜
息子の親友が同じ日程でハワイ入り。お互い家族で夕食を済ませた後に、彼らはワイキキの夜を楽しむことになり、夜9時にワイキキのDFS(免税店)で待ち合わせしました。彼の所持金は10ドル紙幣のみ。
若者2人なので、きっとお酒も入り楽しい話で盛り上がったことでしょう。もちろん支払いはカードで。
帰りはタクシーで
12時も過ぎたので帰ることとなり、ワイキキのカラカウア通りからタクシーを拾ったそうです。
そもそも、アメリカって、流しのタクシーというシステムはないんですよね。途中で停めることは禁じられているそうです。なので、タクシー乗り場から利用するのが一般的。または、ホテルやレストランで呼んでもらうというのが安心安全な方法です。
そんな煩わしさということあらウーバーやリフトなとの配車システムが人気になっているのかも。
タクシーに乗ったら
タクシーに乗ったはいいけど… キャッシュオンリーのタクシーだったんです。親友はキャッシュを持っていず、息子の10ドルだけでした。走り出してからわかったんでしょう。
タクシー:「キャッシュオンリーだよ」
息子たち:「やばっ、10ドルしかない」
タクシー:「だったらハンバーガーおごってよ」
息子たち:「OK」
ということで、途中でJack in the Boxに立ち寄って、3人でハンバーガーを食べて送ってもらったそうです。
ちなみに、タクシードライバーは2セットも頼んで完食。ハンバーガー代はカードで支払って、もちろん10ドルも手渡したそうです。普通に支払ったよりかなりの出費になったみたい。
3人の会話は、「日本はいいとこだよね、行ってみたいんだよ」みたいな、初めて会った異国人同士のありきたりな会話だったとか。
最後に
「ハンバーガー奢ってよ」ってことぐらいでよかったですよね。これが一対一だったらどうだったんだろうとか、変なところに連れて行かれてボコボコにされちゃうとか、深夜のハワイは危険がいっぱいです。
これを教訓に、流しのタクーは拾うべきではないし、まだまだワイキキはキャッシュオンリーのお店やタクシーも多いんです。お店にとってはカード手数料がバカにならないですからね。でも私個人の考えだけど、そういうお店はちょっと胡散臭い感じがしちゃうのはここだけの話にしときます。
で、今夜もまた彼は夕食後に親友とワイキキに繰り出し、流しのタクシーを拾って2時過ぎに帰ってきたのでした。息子は大人なんだし大丈夫というけれど、何事もなくてよかったよ、ホント。