ハワイには“日刊サン”という日本人向けのフリーペーパがあります。1面記事から3面記事、そして日本レストランの求人をはじめ、医療機関や不動産の情報などはこれで情報を集めるんです。
そこで、目に飛び込んできたのが“広尾のカレー”という文字。
広尾のカレー
広尾のカレーって知っていますか? 広尾の商店街の路地に入ったところにあるカレー屋さん。
カレー専門的と思ったらちょっと違うんです。牛テールのカレーがメインのようだけど…。
こじんまりしたお店で、入店するとすぐにテーブル席が2卓。4人掛けだど4人掛けたら、いちいち通路の人は立たないと通れないほどの狭さ。そして壁にはぎっしりとメッセージが書かれてます。そのメッセージが、嵐のメンバー向けのものがほとんどなんです。
店長さんに聞きました。「ここは嵐と関係があるんですか~?」と。そしたら店長さん「潤くんと相葉くんが番組で来たんです。」ってことで、そのあとにファンが来るようになったようです。
広尾のカレーのメニュー
メニューは牛テールのカレーがメインで青帯がレギュラーのサイズ、大盛りが黒帯と変わったネーミング。
そして、そばカレーも。これは冒険したくないかな。
「おすすめは、やっぱり青帯ですか?」「それ注文してくれたらいちばん簡単で楽なので笑」「絶対頼むトッピングはメニューを作った人が勝手に作ったから仕方ないからのせてるけど、めんどくさいんですよね」って。面白い店長さんです。サイドメニューもあったりして。しかも餃子まで。
カレーの辛さも1~10まであるけれど、10はおすすめしないそうです。
アルコール類も思ったより充実です。
ホームメードピクルスとポテトサラダ
私がオーダーしたのはスピードメニューの「ホームメードピクルス」と「ポテトサラダ」
ピクルスは大根で、酢のききかたが私好み。ポテトサラダは吉川こうじ(どうやら店長さんの名前らしい)オリジナルでちょっと水っぽく1センチの厚さのジャガイモとゆで卵がごろっとしたサラダでした。
肉肉カレー
そしてメインのカレーは「肉肉カレー」
肉肉カレーは大盛すぎ。肉は豚肉で、トッピングの千切りキャベツと一緒だと、たっぷりでも食べきれちゃいました。
スプーンに工夫が。先端が平らになっていて、カレーをすくいやすい構造だったりして。
広尾カレーの店長さん
名前は吉川こうじさん。お店の前にも「きっかわこうじの~」とついてるんです。
お客さんが書いていった店長さんの似顔絵がそっくり。
店長さん、写真撮っていいよといいながら、絶対に視線をそらすんです。
カウンターにいらしたご夫婦が「笑ってあげなよ〜」と言ってくれて、やっと笑ってくれたんです。
また、一人で来た男性がメニューをサッと見てね「カツカレー」と注文したら、店長さん、「どこにそんなの書いてあるの?」って。店内、笑いに包まれたけど、本人は苦笑い。確かにベタなメニューは載ってません。
おまけに、カツカレーのお客さんが会計終わって帰りしな、店長さんが「お客さん、忘れ物です!」って、手に持っていたのが...。靴の中敷き。「それ、ボクのじゃありませんっ。」「なんでこんなんここにあるんだろ?」って首を傾げてたけど、仕込んだんじゃないんでしょうね〜。面白すぎます。
最後にはカメラ目線で見送ってくださいました。
次はハワイの広尾のカレーへ
今年の4月に「ハワイ 広尾のカレー」がオープンしました。といっても、ケアロハカフェというカフェで広尾のカレーのレシピを伝えてアメリカンビーフで作ったものを提供しているそうです。ハワイに戻ったら、速攻行ってみようかな。
ついでに嵐ネタも
広尾のカレーに来た相葉君の座った椅子は神戸にある姉妹店のお店へ、そして潤くんが座った椅子は、なんときっちり梱包してハワイのカフェに送ったそうです。今度、チェックしてみます。
実は私、嵐がハワイでデビューを飾ったときに、シェラトンホテルのエレベーターで一緒になった思い出が。この子達は普通じゃないぞという感じ。オーラがすごかった。しかも子供たち5人で乗り込んできたことが普通じゃなかったんです。後で嵐とわかって納得したのでした。
あ、肝心なお味のこと書いていませんでした! 私的に広尾のカレー、さらり系でカレーカレーしてないんですけど、とてもキャベツとの相性もよく好きなカレーです。完食したあとの胸焼けもなく、またすぐにでも食べられる美味しさでした。