前回のブログでも触れましたが、息子が結婚することになりました。結婚式前にウエディングフォトをサプライズプレゼントしました。
ウエディングフォトの予約
ハワイウエディングは大人気。繁忙期の5月から6月にかけては、ホテルやビーチでたくさんのカップルを見かけます。
ウエディングフォトを計画したのは昨年(2019年)の10月28日でした。まずはハワイでツアー会社をやっている知り合いに お願いしました。
このシーズンは雨季に入る頃で、真夏のハワイに比べると過ごしやすい日が続きます。でも、ここ最近はジメジメ感が増えて、ハワイの気候にも変化があるんですけどね。
衣装合わせ
フォトツアーの2日前に衣装合わせです。フォトツアーは当日のサプライズにしたかったけど、打ち合わせの場でバラすことになってしまいました(笑)。
直接、担当者と連絡を取り合って衣装合わせへ。ハワイウエディングを仕切るのは日本の会社なので、対応はすべて日本語です。
新郎の衣装
新郎用の貸し衣裳。サイズからスタイルまで多様に対応できる数の衣装です。我が家の場合、結婚式を挙げるのではないのでカジュアルスタイルを選びました。選んだのは右に写っている白シャツです。パンツは自前の紺のパンツがあったので、それで対応です。白シャツといってもハイビスカスやモンステラの透かし柄が入ったアロハシャツです。アロハシャツはハワイでは正装とみなされるので、日本で思うチャラ系とは違います(笑)。靴はたまたま白いスニーカーだったので、それを着用しました。
胸にはマイレのレイをかけて。
*マイレ(Maile)はハワイの人たちに“聖なるつながり“の意味をするとして、昔から親しまれてきました。マイレの葉で作られたレイ(マイレ・レイ)は、レイの中でも結婚式に新郎がつけて永遠の愛を誓う特別なレイだそうです。
フラダンスでもこのマレイのレイを見かけますよね。フラの神様「ラカ」に捧げられ、神が宿るとも言われてるそうです。
新婦の衣装
衣装選びには約1時間ほど。衣装の他にネックレスやイアリングの用意もあります。
新婦のウエディングドレスもサイズ、デザインと数多くあるので悩むけど、自分好みのものが必ず見つかるはずです。
オフショルダーのすっきりしたAラインのドレスを数着試着し、新郎がシンプルなアロハシャツなので、新婦も抑えめのドレスを選びました。
そして、小物類はアラモアナショッピングセンターで自分好みのものを買いました。
1日のスケジュール
フォトツアー当日は開始の時間の1時間前にヘアメイク担当のHiromiさんがホテルの部屋に来てくれました。ドレスを着る前に軽食にアサイーボウルを食べてから、着付けです。
担当のHiromiさん、着付けとヘアーアレンジもしてくれます。ヘアーアレンジは前もって希望のスタイルの写真をネットから取り出して連絡しておきました。
12:00〜13:00 ヘアメイク
13:00〜ホテル出発
13:10〜4:20 3箇所で撮影
16:30 ホテル到着
撮影場所は数箇所ある中から、3箇所選ぶことができました。私が選んだのは次の通りです。(本人たちに選ばせずに、勝手に私が選ぶのこポイント!) そして、私は、お迎えの車には同乗することができないので、自分の車で後を追いました。
フォトツアーへ
お迎えの時間は13時。ホテルの車寄せに迎えに来てくれました。
10月は比較的に安定したお天気です。この日も朝から快晴。
1. アラモアナビーチ(ホワイトウォール=白い壁)
まず最初に訪れたのはアラモアナビーチパーク。海を背景にハワイらしい写真撮影です。後ろ姿は、カメラマンのArmandさん。日本語は上手です。
ビーチに抜けるまでの公園には大きなバニヤンツリーがたくさん。バニヤンツリーの木漏れ日で数枚撮影。
そして、ホワイトウォールといわれる場所。白い柱と壁がなんだかウエディングにはいい感じです。ここから見るマジックアイランド越しのダイアモンドヘッドはとっても素敵です。
弧を描いてるビーチはアラモアナビーチです。ヤシの木のあるところがマジックアイランド。そして左手にはヒルトンビレッジのホテル群です。奥に見えるのが、ハワイのシンボルのダイアモンドヘッド。太陽が真上にあって、海面がキラキラと光ってます。とってもいいタイミング。
2. ダウンタウン
アラモアナビーチパークから移動して、オアフ島の中心部ダウンタウンへ。一般の観光客にも穴場スポットとして人気です。
少し前まで、ダウンタウンは治安のよくないところでした。でも、夜のダウンタウンは今でも危険なので、ここで写真を撮るなら昼間に限ります。
ハワイシアターは国指定の歴史的建造物になってます。かつてはハワイのカーネギーホールとも言われたとか。
ここで撮った写真は、距離を保って、こんな感じです。
続いてはこちらの赤レンガです。
ダウンタウンでは駐車場に車を停めて、歩いて移動しました。シアターから赤レンガまでの距離は300mほど。
私はカメラマンのArmandさんがかっこよくって(笑)彼を盗撮してました。
3. カピオラニ公園
最後のポイントはカピオラニ公園の奥側。ダウンタウンから30分車で移動。ここに到着して、花嫁さん、暑さとドレスの苦しさで、ちょっとダウンしてしまいました。ドレスを少し緩めて、休憩してからの復活です。
JALホノルルマラソンのゴールになるカピオラニ公園です。その奥のテニスコート近くの大きな木を使っての撮影でした。
そして公園を歩く姿。
以上、3箇所を巡っての撮影が終了です。アテンドしながらヘアチェックしてくれたHiromiさん、ありがとうございました!
予定通り4時半にはホテルに到着しました。花嫁さん、かなり疲れたようです。
オプショナル
疲れた花嫁さんをどうしても連れて行きたい場所がもうひとつ!!
この場所は、マジックアイランド。最初のホワイトウォールから眺めた場所です。
このマジックアイランドのサンセットがとっても素晴らしいんです。なので、サンセットの時間をチェックして、その時間に合わせて疲れていた花嫁さんを連れ出しました。
波の音を聞き、日が沈むのを眺めながら、今、ここにいる幸せな気持ちを分かち合うことができる場所です。
そしてブーケ
今回のツアーに含まれていたブーケは白いバラ。
生花です。一般的には造花で済ませてしまうけど、今回のツアーは生花でした。
そして、私の友人がハワイでフラワーアレンジの仕事をしているので、彼女に頼んで、ブーケを作ってもらいました。大手ウエディング会社から以来も多い、人気のアーティストです。
ピンクッション、ジンジャー、ストレリチア(極楽鳥花)、キングプロテアなどなど、とても豪華なブーケを作ってくれました。
そしてこちらはハクレイ(頭につける王冠)です。友人がお祝いにサービスしてくれました。
とても素敵な写真を撮ることができました。
まとめ
フォトツアーの金額に含まれるのは、二人の貸衣装(靴、小物類も含む)、ブーケ、ホテル送迎、カメラマン(兼ドライバー)、アテンドの女性、3箇所の撮影場所、そして、撮影した写真のデーター約150枚(Movieの編集はなし)で2500ドルでした。
2500ドルといってもピンとこない金額ですよね。私も他のツアーとの比較をしていないのでこの値段が高いのか安いのか…。参考程度にしてください。
そして、忘れてはいけないのがチップ(それぞれ20ドルを用意)です。
ツアーの良かった点
・ブーケの持ち込み料が取られなかったこと。
・貸衣装は衣装合わせの2日前に借りて、返却がツアーの翌日でも大丈夫。
*そのために、ツアーが終了してからも、自分たちで写真を撮る(マジックアイランドのサンセット)ことができました。
・ツアーに家族として同行できたこと。
・自分たちもカメラを持って撮影することができたこと。
今回、アラモアナビーチでの撮影はホワイトウォールかマジックアイランドかのどちらかを選ぶことができました。私的には、マジックアイランドは夕日を背景に撮りたかったので、ツアーではホワイトウォールを選びました。
これらのポイントの他にも、たくさんのフォトポイントがあります。たまに見かけるのは、新郎と新婦がワイキキのメインの大通りを渡っているところ、観光客が多いカカアコのウォールアートの付近など。個人的意見ですが、そういう場所での撮影はあまりオススメできないかな。
最後に
このコロナ禍の状況で、息子たちの結婚式は延期になりました。ハワイフォトを招待客にスライドで披露する予定でした。来年の結婚式まで、しばらくはお預けです。
第2波、第3波が来なければいいな。ワクチンが開発できるといいな。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
MAHALO