そろそろハロウィンの季節ですね。ハワイでもお店のディスプレイがハロウィン仕様になってきています。もちろん、お土産のパッケージも。
ハロウィンのイメージカラーといえばオレンジとブラック。そして紫もよく似合いますよね。
そんな紫色をしたスイーツのお店を紹介します。
Ubae HAWAII
ウベって
紫色タルトは沖縄のお土産としても人気です。でも色は同じでも、見た目も品種も味も違うようです。
ウベはヤマイモ目ヤマイモ科で、紫芋はナス目ヒルガオ科なんです。そして、原産地はフィリピン。ヤムイモとか和名はダイジョというらしいんです。そして、少し粘り気があります。この他にもタロイモもまた紫色。そして、蒸したタロイモの球茎をすりつぶしてできた紫色の粘り気のあるものがポイ。このポイを練りこんで焼いたパンやマラサダも、また紫色。もう何が何だか分からなくなるほど…。
分かったのはウベと紫芋とポイ(タロイモの球茎をすりつぶしたもの)はそれぞれが違うということ。
このUbae(ウバエ)は紫色のウベを原材料としているので、クッキーもタルトも全て紫色。そしてこの紫色はワインで知られるポリフェノールの一種です。
今のところ、商品は3種類のみ。と言っても、大きく分けたらクッキーとチーズケーキの2種類。タルトとチーズケーキのフィリングは全く同じです(多分)。
ウベチーズケーキ
まずはこのカップはウベチーズケーキ。このチーズケーキがUbaeのシグニチャーです。4oz (約120ml)直径8センチくらいの一度では食べきれないくらい甘くて、たっぷりサイズです。
1個4.5ドル / 3個11.5ドル / 6個20ドル
着色料なしのこの紫色です。
基本のチーズケーキと同じく下の部分はグラハムビスケット風です。
ウベチーズケーキタルト
中身のフィリングはウベチーズケーキと同じ…と思います。
8個で9ドル
一つ試食用にいただきました。(食べたことあるんだけどね。いただけるものはいただきます!)
一口食べた跡はこんな感じです。そして、ウベチーズケーキを味わうには、このサイズで十分かも。
ウベクリンクル
クリンクルって聞いたことがないのでググってみたら、アメリカンソフトクッキーのことなんですね。例えばカントリーマームみたいな。材料もシンンプルで成形も楽なので、短時間で手早くできるけど美味しいクッキーです。
6個入りで10ドル / 12個入りで18ドル
生地にはたっぷりの粉砂糖をかけてから焼くので、割れ目から見えるウベの紫色が綺麗に映えます。この粉砂糖がウベクリンクルクッキーの口どけの良さを演出してます。
私はこの日、ロンドンからハワイに引っ越してきたばかりの友人からいただいた紅茶のお供にウベクリンクルをいただきました。ちなみにこの紅茶、最近日本にも上陸したとか?
こんなサービスも。
Party platters $60
パーティー用にこんな大きなウベチーズケーキのオーダーも受け付けています。
お寿司の桶の大きさなので食べ応えがありそうです。
その他にも
ハワイ在住のアーティストの商品を販売してます。
Ubaeの詳しい情報は
営業時間は
月曜日〜土曜日:9時〜6時
日曜日:9時〜4時
場所は
ちょっと?だいぶ不便な場所にあります。
このカリヒの付近は、カメハメハベーカリー(ポイを練りこんだ紫色のマラサダで有名です)や、ライオンコーヒーの工場があるので、友達がくると、この辺りを案内することが多くなってきました。そうそう、ALOHA豆腐もあるしね。
そろそろハロウィンで街が賑わう頃になりましたね。
最後に
ここだけの話…。このウベチーズケーキとそっくりなウベタルトがあるんです。最初は、同じものだと思っていたら、実は全くの別のお店。噂では、兄弟らしいよととも聞いたけれど、今日、レジのお姉さんに聞いてみました。
「ウベタルトとこのお店はつながりがあるの?」と。そうしたら「全く違うお店よ。ウベタルトはカスタードだけど、うちのはチーズ味よ」と。そして、「どっちが好き?」と聞かれたので、「どちらも好き」と答えたんだけど、本当はウベタルトの方が好き。
そんなウベタルトはウーバーファクトリーの商品で、ワイキキではロイヤルハワイアンのディーン&デルーカでしか買えません。久しぶりに買いに行こうかな。