常夏のハワイにも、多少なりとも季節を感じることがあります。
11月から3月、つまり日本でいったら冬の頃、ハワイは雨が多いシーズンになって、朝晩はちょっと薄手のカーディガンも必要になります。そんなシーズンにはハワイの北部のノースショアは最高の波の高さ。ノースショアといえば、サーファーにとっては憧れのサーフスポットです。
そしてこのシーズンはサーフィン好きはたまらない、3大大会のトリプルクラウンがハワイのオアフ島、ノースショアで開催されるんです。
トリプルクラウン
トリプルクラウン(Triple Crown)とは、日本ではスニーカーでおなじみのVANSが主催するサーフィンの大会のこと。
そして、この大会には世界のトップレベルの選手が集結するんです。
www.vanstriplecrownofsurfing.com
ノースショアといえばサーファーの聖地。ビッグウエーブが訪れる11月から12月にかけて開催されるこのトリプルクラウンは相当の技術と経験が必要なサーファーたちの高得点を競う大会です。
トリプル、つまり3箇所の開催会場で行われるサーフィンの大会は次の通りです。
1. ハワイアン・プロ(Hawiian Pro)
「リーフ・ハワイアンプロ」はハレイワのアリィビーチで開催される第1戦です。
このアリィビーチパークはこの季節を除いて、普段は比較的に波も高くないのでノースショアの中では初心者向けのサーフスポットです。岸からも近いのでスポットまでのパドルの時間が短くて済むので、人気なようです。
この時(2017年11月25日撮影)はハワイアンプロはすでに終了した後だったので人でも通常に戻ってました。
2018年のハワイアンプロの結果はこちらから
今年は11月12日〜24日までの開催でした。
www.vanstriplecrownofsurfing.com
アリィビーチパークの場所は
「ハレイワ アリィビーチパーク」
Haleiwa Rd. 沿い
Haleiwa, HI 96712
ここは、ノースショアに行ったらちょっと寄ってみたいビーチ。フリフリチキンをto goしてここで食べるのもいいかも。
2. ワールドカップ( World Cup of Surfing)
「バンズ・ワールドカップ」はサンセットビーチで開催される第2戦。
昨年、ちょうどハレイワからの帰り道、「バンズ・ワールドカップ」の開催予定日でした。 開催ビーチはサンセットビーチ。でもこの日の波は最高ではなかったようで、大会は延期。いつ開催されてもいいように、カメラ、キャスト全てスタンバイでいい波を待っている状態が続いてました。
観戦者も波を眺めて開催を待ちます。
この日も開催を期待して、たくさんの人が会場に集まりました。
2018年のバンズ・ワールド・カップの情報はこちらから
今年は11月25日から12月6日まで開催。
2018 Vans World Cup of Surfing - Day 2 Highlights | Surf | VANS
第2戦となった、このバンズ・ワールド・カップでは日本人サーファーも4名参加していたようですね。
サンセット・ビーチの場所は
59 Kamehameha Hwy.
Haleiwa, HI 96712
このビーチはウミガメを見ることができるので、ウミガメの産卵期にはとっても賑わうビーチです。
3. パイプ・マスターズ(Paipe Masters)
パイプラインで開催される最終戦。
「ビラボン・パイプ・マスターズ」で3大大会のフィナーレを飾ります。
会場となるエフカイビーチは完璧なチューブのパイプラインを生み出すそう。パイプラインをくぐるサーファーを間近に見ることができるのもこのビーチだけだなんですって。
2018年のパイプ・マスターズの情報はこちらから
開催日は12月8日から20日まで。
この週末、日曜日にはホノルルマラソンが開催されます。参加予定の日本人が続々ハワイ入り。ホノルルマラソンも気になるけれど、トリプルクラウンの最終戦も気になります。12日間のウェイティング期間中、波の状態でいつ開催されるかわからないけど、早起きしてエフカイビーチに行ってみようと思ってますが…。
エフカイビーチの場所は
Kamehameha Hwy. 沿い
Haleiwa, HI 96712
最後に
ノースショアまでは最近ではツアーバスも出ているくらい人気の観光地ですね。もし観戦するならは8時から4時までの波の絶好の時を予想して、日の出前にレンタカーで出発しないと大渋滞にハマってしまいそうです…。
しかも大会期間の12日間のうちのいずれかで開催されるので、毎朝7時にチェックしていないと見逃してしまいます。そして、波待ちをするサーファーを見て、忍耐のいるスポーツなんだなと知りました。