恵比寿ガーデンプレイスで開催されたAloha Tokyoでプルメリアの挿し木を買ってきました。花を咲かせることができるかな？

先日開催されていたAloha Tokyo 2019でプルメリアの挿し木を買ってきました。

プルメリアの挿し木といえば、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港でもお土産用にたくさん販売されています。

こんな風にビニール袋に入ったプルメリアの苗木をお土産にしたこともありました。

でも！！　前回、帰国の際に久しぶりに母にお土産にしようかな〜なんて思って、数袋持ってレジに進むと、「日本には持ち込めません」って言われたんです。「えっ？　前は大丈夫だったのに…。」

プルメリアのお土産は不可

かつてはハワイから日本に持ち込めたはずのプルメリアの苗木の持ち込みについて調べてみました。

植物防疫所
 

もちろん、果物類やの持ち込みに関しては入国審査の用紙のチェックリストに野菜・果物・米などの欄があるので、制限されているんだなとは思っていたけど、プルメリアの挿し木に関しては大丈夫だったはずなんです。

しかし！　プルメリアの挿し木については平成29年5月24日から制限されることになたんですね。

ハワイ諸島には日本にはいない害虫（ミカンクロトゲコナジラミ）が発生しているため、その害虫が寄生する恐れのあるプルメリア属植物の苗や穂木などは、平成29年5月24日から日本への持ち込みが制限されます。

 なお、日本向けの栽培地検査（1.ミカンクロトゲコナジラミの防除が十分行われたほ場で栽培され、2.輸出される前の3か月間、毎月1回栽培地検査を行って本害虫の発生がないことを確認し、3.栽培地検査が行われた旨を検査証明書に追記する）が行われた植物に限り、持ち込みが可能となります。

 日本向けの検査証明書（追記あり）が添付されていないプルメリア苗・穂木などは、平成29年5月24日以降、日本への持ち込みは一切できなくなりますのでご注意ください。

 植物検疫制度の見直しに関する詳細については、植物防疫所ホームページ「植物検疫制度の見直し」をご覧ください。

 制限といいことなので、持ち込むことは可能だけど、3ヶ月に及ぶ検疫をして、検査証明書を発行してもらわないとならないようです。ということは、空港内で販売されている挿し木は検疫を受けていないんですね。

空港内ではたくさんのプルメリアの挿し木を見かけるのに買うことができないとは…。残念に思っていたのでした。

日本最大のハワイ・フェスで見つけた挿し木

先日の日本最大のハワイ・フェスのAloha Tokyoでプルメシアの挿し木を見つけました。千葉県にあるハワイ全域から80品種以上のプルメリアを輸入しているLANI HAWAII（ラニ　ハワイ）という業者さんが出店されてました。

花をつけているものもあるけれど、まだフェスの初日だったので花つきはサンプルとして置いておきたいとのこと。売ってもらえませんでしたが、一番いい状態で根付き始めた挿し木を選んでくれました。

これです。青々とした水分の多いものより、乾いた切り口の方が失敗がないそうです。

プルメリアの育て方

プルメリアって挿し木や取り木で増やすことで、親木と同じ花を咲かせることができるんですって。

春から夏は日当たりのいいい室外で、秋から冬は5℃以下にならないように明るい室内で育てます。そして、冬季には休眠するそうです。参考までに…。

春

休眠から目覚めたプルメリアは気温が15℃以上になると新芽が出てくるので表面を濡らす程度から水やりをします。温度の上昇と土の乾き具合に合わせて増やしていきます。

夏

根もしっかりと活動してくるので8の中心まで乾いたら葉にもかかるくらいのたっぷりのお水をあげて、肥料も足します。液肥でもいいみたいですね。

秋

休眠の準備で気温15℃以下になったら水やりの量を減らします。下の葉から落葉ががはじまります。蜂も乾きにくくなるので水やりを少なくしていきます。

冬

完全に葉がなくなったら、水やりはやめます。たまに霧吹きで保温してあげて根腐れを防ぎます。

最後に

何年か前にハワイで買ってきたプルメリアの苗木は根付いて2〜3枚の葉を付けたものの根腐れさせてしまいました。今回は根付いた状態だし、これからは成長にいい季節。

そして、今日で3日目。3枚の葉がこんなに成長してくれました。

花を付けるまであと何日かかるのかな？　私も6月いっぱいは日本です。日本を離れる前に咲いてくれるいいんですけど。

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