常夏のハワイで飲むビールは格別です。でも、ビーチでの飲酒は禁止なんですけどね。
ビールの中でも、長年の間愛されているハワイクラフトビールの「コナビール」が、今、注目を浴びてます。
コナビールって
コナビールといえば、ハワイをはじめアメリカ本土でも大人気でハワイでは不動のNo.1のクラフトビールです。
コナ・ブリューイング・カンパニーの本社があるのは、その名前の通り、ハワイ島カイルア・コナ。創業は1994年。ハワイにおける地ビールブームの先駆けで、現在では、カリフォルニアや日本でも販売されているハワイ最大のビール醸造会社です。ハワイのバーやレストラン、また、ワイキキのABCストア、スーパーでも簡単に購入できるので、ぜひ、お試しを。ブランドロゴで幸運をもたらすと言われるゲコ(GECKO=ヤモリ)が目印です。
サーフィンスタイルやフラダンス、キラウエア火山をモチーフにしたラベルで、瓶ごとプハーッと飲み干すのが美味しいビールです。
私が好きなのは、ビッグウェーブ・ゴールデンエール。エールビールなので軽い味でランチビールにも最適です。ラベルもノースショアをイメージしたパイプラインのブルーがハワイっぽい。
そしてロングボード・アイランドラガーはちょっと苦味があるけど、これが一番人気かな? 初めて飲んだのは、ハワイアン航空のシアトル便で隣の席の女性に勧められた時。その他にも、ファイヤーロック・ペールエールやフルーティなものなど各種人気です。
本当はハワイ産じゃないって?
コナビールがMade in Hawaiiじゃなかったという事実が発覚!
コナビールをハワイ産と思っていたあなた…。実は違ってました。信じてました。Made in Hawaiiってことを。最近は沢山のハワイのブリューイングカンパニーがオープンしてます。
そして、コナブリューイングカンパニーもハワイカイにあります。が…。
先のニュースによると、実はこのクラフトビールはアメリカ本土のCRAFT BREW ALLIANCE(CBA)が2010年以降は醸造しているとのこと。 でもラベルにはMade in Hawiiとなっているので、消費者にハワイ産という誤解を与えているということを問題視されたようです。
購入者へ返金
ハワイで醸造されていると信じて、たくさんのビールを買っていた購入者に、なんと返金することになったようです。
2013年2月28日以降に4〜24缶を購入した人には、1.25ドル〜2.75ドルの返金、そして1世帯への最大額はレシートがあれば20ドル、レシートがなくても10ドルの返金をしてくれるそうです。これは、きっと返金対応に忙しくなりそうです。トータルの和解金は470万ドルになると予想されてます。私も、10ドル返金してもらえるほど飲んでます。
こんな風にコナビールの王冠を集めているハワイラバーズもたくさんいます。
新たに醸造所がオープン
コナビール創立者はハワイに恋して1994年に設立して、それから25年を経て、今年2019年にカイルア・コナに新しく約2800平方メートルの醸造所をオープンさせます。
これで本当のMade in Hawaiiですね!
カイルア・コナのブリューイングはComing SOOOOOON !!! だそうです。
最後に
このニュースでロングボードやビッグウエーブの愛飲者たちはかなり裏切られたとショックがったかもしれないけど、今までハワイ産と信じて、美味しく飲んでいた時の幸福感は事実。もしかして、日本で高く買って、ハワイ〜を感じていた人もいるだろうけど、そこは許してあげて、これからもコナビールを愛していきましょ〜。そんな私も。先日のAloha Tokyoではビッグウエーブを飲みました。