2019年から2022年にかけてのコロナ禍の2年間、ワイキキのレストランは休業、閉業、新規オープンの移り変わりがたくさんありました。
今回紹介するのは2021年12月にオープンした話題のレストランnatuRe waikikiです❣️
2022年元旦のNHK『世界はほしいモノにあふれてる』の「新春ハワイ特集」取り上げられました。
ついに行ってきましたよ〜❣️
- natuRe Waikikiのコンセプト
- メニュー
- 1. ʻUlu / ʻĀina
- 2. Molokaʻi Venison
- 3. Kona Abolone / Turnip
- 4. Ewa Corn
- 5. Kabocha Pumpkin
- 6. Big Island Beef / Ahupua'a
- Optionalのデザート
- お支払い
- 最後に
natuRe Waikikiのコンセプト
natuReは、 Regenerateを意味するRを強調して表記し、 “ナチュール”と仏語で発音します。 ハワイ語で“wai=水” “kiki=湧き出る”という意味を持つwaikikiを繋げることで、 過去・現在そして未来のハワイの豊かさと自然の美しさを表現しています。
【ハワイ・ワイキキ】「natuRe waikiki(ナチュール・ワイキキ)」12月17日(金)グランドオープン|zetton inc.のプレスリリース
natuRe WaikikiのコンセプトはSDGs (Sustainable Development Goals 持続可能な開発目的)ということてわ、いろんな取り組みが行われてます。
『サステナブル・アイランド・フレンチ』だそうです。
同じ志を持ったローカルの生産者を支えながらハワイの食材を使ってハワイの伝統料理を基軸にしたフレンチを提供。
食品の廃棄は堆肥にして、廃油にアロマオイルをブレンドしてキャンドルを作ったり、地元のスクールバスの燃料に変えたり。
メニュー
"「足るを知り、「いのち」をいただく精神に満ちた料理"というのがこちらのメニュー
コースは2種類
レギュラーコースHALE(6品)$85
そしてペアリングもあります。🍷🍸🍺
・ワイン(オーガニック葡萄から作られたナチュールワイン) 5種で$35
・ノンアルコールペアリング 5種で$25
・ハワイ産のクラフトビールや日本酒、スピリッツ 5種で$35
私たちは、ノンアルコールを単品オーダーしました🍹「マノアフォールズ」10ドル
私がいただいたコースはレギュラーで。
メニューは1〜6のAINA(ハワイ語で土地)で進められます。そして大地に見立てた器にもこだわってます。
1. ʻUlu / ʻĀina
ウルはハワイアンの主食のブレッドフルーツをフムスにして、マノアチョコレートのカカオの籾殻をまぶしてあります。
*ブレッドフルーツはじゃがいもやカボチャ、芋みたいな…とイメージしてください。
*フムスはニンニク、オリーブオイルやレモン汁を加えてすり潰してペースト状にしたもの。これ、手でつまんで一口でいただきます😋 お皿をAINA(土地)に見立ててた一品です。
2. Molokaʻi Venison
モロカイ島の鹿肉です。鹿肉のフィレ肉以外の部位の挽肉と捨てられてしまう豚の脂、チキンレバーをパテにしてパイで包んで生き物の命を余すことなく使ったパテアンクルートです。
ソースはローカルのネギをアイオリソースにして、スターフルーツのピクルスがアクセントになってます。
モロカイ島のアクシス鹿の繁殖で鳥の巣や昆虫、サトウキビやフルーツにも大きな損害を与えてるんですって。
3. Kona Abolone / Turnip
3品目はパフォーマンスにワクワク😋ドーム型のガラスの中にスモークが。
ビッグアイランド(ハワイ島)のキラウエア火山を見立てているようです。
サーバーがガラスのドームを開けると…
1時間以上火を通して柔らかくしたコナ産の鮑のステーキが!!コナには鮑の餌となるダルス藻が繁殖していて養殖に最適なんだそう。
ファーマーズマーケットでトロピカルフルーツやハーブ、レタスなどの販売で人気のオツジファームのカブ(Turnip)のローストとスライス、カブの葉のピューレと鮑の肝のソースでいただきます。
カブの葉のピューレの彩りと鮑の胆のソースがとっても美味しい!!
4. Ewa Corn
揚げ焼きしてカリッとした食感のニョッキと香ばしく焼いたEwaのとうもろこし。とうもろこしのムースで絡めて、スイートランドファームの山羊のミルクから作られたトムチーズがトッピングされてます。そして、セージのオイルで香り付け。
焼きニョッキが香ばしくて美味しいの。
Ewaはオアフ島の西に位置する地域です。
5. Kabocha Pumpkin
ローカルのカボチャを使ったポタージュ。生クリームの代わりにココナッツの泡。パンプキンラテに見立てたんですって。
サワードゥブレッドとオゴを練り込んだバターも一緒に。サワードゥブレッドでポタージュを最後まで綺麗にいただきます😋 濃厚で美味しいの❣️
6. Big Island Beef / Ahupua'a
この一皿さにはストーリーがあります。
”ハワイアンが大切にしてきた「山から海へ」という言葉。山で採れるものから下流で育てられるタロイモ、そして海で獲れるものがあるというストーリー。“
陸で獲れるハワイ産のグラスフェッド牛のテンダーロインのキアベグリル、下流で採れるタロイモのマッシュポテト、海の食材のシーアスパラガスとシークラムの泡を添えて。
この一皿に陸と海の幸が、共存してるという事でしょうか。グラスフェッドの牛肉は臭みもなく柔らかくてとっても美味しい❣️ タロイモのマッシュポテトもふわふわです。
シーアスパラガスは↓
そしてシークラム。日本ではホッキガイに似たアメリカの貝でクラムチャウダーによく使われるようですね。その、シークラムを煮た時にでる泡をサラダにトッピングしてあります。
*Ahupua'a(アウプアア)はハワイアンの人々が共同生活を営む地域のことを意味するハワイ語
Optionalのデザート
デザートは3種類から選んで。
Local Sweet Poteto Mont-Blanc(Vegan) $16こちらはヴィーガンメニューにも対応です。アイスクリームはカシューナッツ、クランブルはマカダミアナッツです。
Manoa Chocolate Terrine $16これはサーバーおすすめのマノアチョコレートのテリーヌ。ライエ地区のバニラビーンズを使ったアイスクリームがさっぱりとしていて、濃厚なチョコレートバーと一緒に食べるのがおすすめ。
お支払い
私たち女子3人でのお会計。レギュラーコースで一人$85、ノンアルコールが$10、そしてデザートが$16で合計$111です。ここで注目するのは、Services Chargeの18%です。すでにチップは含まれてます。でも、ディナーでは20%支払うのがマナーなので、これに3ドルを加えて支払いました。
ハワイでは、チップに支払いで迷うことが多いですよね。基本、ランチは15%、ディナーは20%が平均です。カフェなど、自分でカウンターから運ぶ場合は0%で大丈夫です。中にはカフェの定員さんが運んでくれた場合はキャッシュでポットに1ドル入れるのもいいでしょう。
最後に
レストランの外にはハーブがあって、ここからちょこっと摘んでプレートに利用されてるようです。
ナチュールのシェフは以前Paris Hawaiiのスーシェフだった小川苗さん。今、ハワイでは話題の1人です。
ナチュールの情報は💁♀️
・住所:413 Seaside Ave Ste 2F Honolulu, HI 96815
・電話:(808) 212-9282
・営業時間:17:30-24:00
(Tasting Menu 17:30-20:30L.O./A la Carte 17:30-21:30L.O./Bar 17:30-23:30L.O.)
・定休日:火・水(今後変更となる場合もあります)
・席数:56席(バーエリア18席、 テラス12席はアラカルト限定)
そして、こちらのParis Hawaiiに関しては、次の出店を現在進行形で整えているそうです。こちらも楽しみ❣️