ハワイのヌアヌパリといったら、カメハメハ大王がハワイを統一した時の最後の戦いの地としてハワイの歴史を語るに絶対に外せない場所です。
ヌアヌパリルックアウトは観光ルートにも入っているパワースポットとしても人気な場所です。感じる人にはビンビンに感じるようでうす。何しろ、カメハメハ大王が統一するときに800人以上もの兵士が崖から落ちていったような場所なんです。
ヌアヌパリからはハワイの北東部が一望できます。いつも風が強くて、何かを感じる場所。
そして、赤いラインがパリハイウェイ。このハイウェイはそんな戦いで戦死した人たちの魂が彷徨う神聖な場所です。
それに加えて雨も多く、山脈に囲まれた谷はマイナスイオンが降り注いでとっても神秘的。
この日、ローカルの男の子たちがカメレオンを捕まえてたんです。飼うの?って聞いたら、食べるの!って。笑 きっと冗談でしょうね。
「ハレクシュナ寺院」でランチ
この日のランチはベジタリアンビュッフェがある「ハレクリシュナ寺院」で。
パリハイウェイにはアジア諸国の大使館も多い場所です。そのハイウェイを一本入ったところを道なりに奥に進むと、今回紹介する「ハレクリシュナ寺院」があります。
寺院の中のビュッフェの名前は「GOVINDA'S BUFFET」(ゴヴェンダズビュッフェ)。
ランチはビュッフェで
ゴヴェンダズはヒンドゥー教の寺院にあるビュッフェ。
ここにあるハレクリシュナ寺院のビュッフェは一人13ドル。
ベジタリアン料理なので見た目はお肉っぽいものもあるけど、お肉は一切使ってないんです。全て大豆でお肉に見立てているようですね。
スープはあっさりとしたちょっとスパイスの効いたオニオンスープのようなもの。あまり塩っ気はありません。スパイス頼み。
左上のはナッツローフ、つまり豆類を使ったミートローフまがい。食感はミートローフとほとんど変わりません。
その他にザブジカレー(水を使わないで野菜の蒸し汁で作ったもの)やエンチャラダで結構、お腹が満たされました。
飲み物は、ジンジャーレモンがさっぱりして美味しかったです。
インド料理といえばスパイス中心の味付けなので、苦手な人も多いかも?
でも、たまにはこういった食事で体の中を浄化するのもいいかもしれません。
巨大なバニヤンの木
裏庭に出ると、巨大なバニヤンの木がこの寺院の歴史を感じます。
こんなに大きなバニヤンツリーを見たのは初めて。友達がこんなに小さく見えます。
ランチにも中庭のバニヤンツリーにも満足して帰りましょうということに。
駐車場の景色にも魅了されて木々を見上げてみると、木に寄生しているこんな植物が。
これ、かなり上の方に寄生してます。
大きな植物や不思議な植物は偉大な自然があるハワイでは珍しくないけど、全く名前がわからない…。
木に寄生した木に、また草が生えているみたい。
ハレクリシュナとは?
ハレクリシュナ教団はヒンドゥー教の一種で、50年ほど前にインドの教祖がアメリカに渡航して先進国に広めた宗教なんですって。あのスティーブ・ジョブズがこの教団に属していたとか。
寺院内の写真は、禁止ではなかったようですけど遠慮して撮りませんでした。
そして、またまた余談ですが。
ビートルズのジョージ・ハリスンはハワイのマウイ島が大好きで広大な別荘を持っていたとか。そしてインドに魅せられて、このヒンドゥー教のハレクリシュナだったらしいですね。もしかして、ここにも立ち寄っていたのかも。