私のハワイでの過ごし方の一つはトレッキング。思い立ったらすぐにでも行ける場所がワイキキから30分圏内にたくさんあります。その一つがココヘッドトレイル。
かなりのチャレンジコースです。そして、今回は2回目。
ココヘッドって?
ホノルルから東海岸沿いにハナウマ湾に行く途中のシーニックポイントから見えるココヘッド。ここからはまっ直線に伸びたトレイルが見ることができます。
正式にはココクレーター・レールウェイトレイルと言って、ダイアモンドヘッドと同じコオラウ山脈の一部の噴火口。標高は368m。ココヘッドの頂上には、米軍の軍事施設(通史施設)を作るために物資を運ぶためのトロッコの線路がそのままトレイルになってるんです。そのトロッコの枕木は1048段だとか。
ココヘッドトレイルへ
目指すはこの傾斜部分。どのくらいの傾斜何でしょうか。30度くらい? いえ、最大傾斜は札幌の大倉山スキージャンプ台の最大傾斜と同じ35度くらいあるらしい。
注目はこのサイン。よく書き換えられてるみたいです。本当はKOKOとでも書いてあったんじゃないのかな?
そして、このスニーカーを無視してはスタートとなりません。 スタート地点の電線にはたくさんのスニーカーが投げかけられてます。登頂記念? 何なんでしょうね。
この日はちょっと曇り空だったので、登頂にはもってこいのお天気でした。
スタート地点から
さあ、ここから枕木の始まりです。
見て分かるように日陰もなく、ただ一直線に登るトレイルは炎天下ではかなりハードです。ここを日課のように犬の散歩をする人も少なくないんです。さすがに小型犬は無理でしょうけど大型犬にとっては、へっちゃらのよう。
途中、振り返るとハワイカイが一望できます。
ココヘッドの難関
え〜っ! ここが苦手な箇所なんです。ここがココヘッドの難関とも言われている場所。
写真でわかりますか? 下が透けて見えるんです。奈落の底まではいかないけれど、2メートルくらい透けてるので足がすくむんです。高所恐怖症にとっては難関…。こんな感じ。私には立っての歩行は無理!! ということで、腰抜け歩行で四つん這いです。
でも安心してください。ちゃんと迂回コースがありますよ〜。でも…迂回と言っても、ちょっとハードなコースなんですけどね。足の踏み場を選びながら登っていかないとならないのと、迂回するので時間もかかっちゃうんです。
そして絶景
難関を突破すると勾配がかかってきて、さらにハードに。
でも、振り返るとハワイカイを一望できる絶景が。
最後の頑張り
ここまで来たら先が見えてきます。
誰が数えてくれたのか、ここで900段です。ここまでくるとゴールは目の前!!
イカ君がお出迎え。
このトレイルに具材を運んでまでして…誰が描くんでしょうかね〜。そして、ここでトロッコのレール(枕木)は終了。
インスタ映えするウォールアート
イカ君に会えたらゴールかと思ったら、ちょっと甘い。あともうひと頑張りです。5分ほど頑張ったらこの場所が…
ここ2〜3年、チェンジしてないけれど、きっとそのうちこのウォールアートも書き換えられる日がくるはず。
思わず叫びたくなる気分!!
そして、私のお供はハワイブランドのマウイジム!
そして、日焼け止めはこれ!!
軍事施設っぽいものが残ってます。大砲の土台?
若者たちは、ウォールアートとのコラボのフォトジェニックな1枚を求めて、頂上にある要塞に登って、さらに高いところから写真を撮ったりしてました。
下山します〜
登ったということは降りないとならない。また、あの道を戻ると思うと…。でも帰りはなぜか足取りが軽いんですよね。
ところどころ、枝を掴みながら。この日は土壌の乾燥し具合のコンディションもよく、あまり滑らなかったのが幸い。 乾燥してると、スニーカーの底によっては滑っちゃいそうです。
私は、ずーっとこの人たちの後ろをついて下山しました。前の殿方、ありがたいことに一人でいた私にも気遣ってくれました。
そして、例の恐怖の場所。殿方の相方の女性と、迂回コースを選ぶかどうするか…一緒いん悩んだ末、四つん這いの逆ポーズで、降りることにしました。ここをクリアすれば、もう大丈夫!!
こんな感じで。でも、私はもっと及び腰でした。
最後に
一緒に登った息子たちと、晴れ晴れしたポーズで(笑)
今回で2回目のココヘッド。1回目に比べたら、とっても楽しかった。初めての時は、人から聞いた大変さばかりが強調されてたけど、今回は1回目の経験で予測できたからなのかな。息子たちも、行きはかなり精神的にきつかったようだけど、帰りは足が軽くなったとか。
下山した頃にはこんな青空に!
駐車場についたのが9時45分頃。スタート時間は9時半。片道は約45分かかりました。息子たちは、もちろん私のことなどかまってくれず、全くの一人登山。頂上で待ってくれたものの、先に降りてしまったので帰りも一人。10じ半ごろから下山を始めて、帰りは約30分。
でも、すれ違う人たちがとっても優しいんです。挨拶はもちろん、励ましあってくれるのが嬉しいですよね。そういう優しさ、日本人は見習わなきゃね。
初めてのココヘッドはこちら