カハラといえばハワイの中で、もっとも高級住宅が立ち並ぶエリアです。その中心になっているのが「ザ・カハラホテル」です。EXILをはじめ多くの芸能人もこのホテルに泊まるようです。そのロビーの横にあるのがアランチーノ。
アランチーノはハワイのオアフ島に3店舗。もちろんオーナーは日本人です。
アランチーノ・アット・ザ・カハラ
ハワイでも代表するイタリア料理店といえばアランチーノ。3店舗ある中で最も高級感のあるレストランです。夜はワインソムリエの田崎伸也氏のペアリングのコースメニューもあるけど、今回はランチで。
ランチでもかなりのお値段。世のサラリーマンには申し訳ない!
ホテルの車寄せの左手に堂々とした構えが目に入ります。
見た感じはカジュアルイタリアン的な…。お花は生花はなく、これだけの高級感なのにちょっと残念。
奥にはちゃんとピザ釜があります。
スペシャル ランチメニュー
単品メニューでパスタやピザもあるけれど1品が25ドル前後するので、このスペシャルランチがオススメ。
このメニューから前菜、メイン、デザートを1品づつ選んで、なんと45ドル。はぁ〜高い。
まずはイタリアンのお通しといわれるコペルトはローズマリーのフォカッチャとロゼッタ。
アンティパスト
前菜のアンティパストは7種類。その中から選んだのが「バーニャカウダ」。
Bagna Cauda こだわり有機野菜をガーリックの効いたアンチョビソースにディップしていただきます。鎌倉大根?のようなのが筋張っていてたのと、土に見立てたローストマッシュルームが乾燥しすぎていたのか、硬くて口の中に長い時間滞在してしまったので残念。残ったアンチョビソースにフォカッチャをディップしてもいいとのこと。単品で17ドル。
これは友人がオーダーしたTartaru di Mare マグロとカンパチのミルフィーユ仕立て。それは単品だと21ドル。7品の中でいちばんのお値段高めだから、これを選べばお得気分が味わえる!
メイン料理
14種のメインの中から私が選んだのは、サーバーが勧めてくれたカルボナーラ。
Spaghetti alla Carbonara ハワイ東部のワイマナロの新鮮なたまごとカリカリに焼いたチーズ、そして白トリュフ仕立てなのでとっても濃厚。クリーミーというよりはチーズの風味が効いてるのでチーズ好きにはたまらない。かなりの濃いめの味なので白ワインが飲みたいけど車だったので、お水をがぶ飲みしながらいただきました。お値段は単品で27ドル。
そして、これがアランチーノのシグニチャーであるウニパスタ。
Spaghetti ai Ricci de Mareは甘みたっぷりの生うにスパゲティ。単品だと37ドル。このスペシャルランチでは8ドルの追加です。一口味見したら、これもまた濃厚な味で白ワインのお供があると最高。ハワイのイタリアンレストランのほとんどがウニパスタを提供してるけど、それぞれがお店の特徴を活かしてて、アランチーノのウニパスタは好評なようです。
ドルチェ
最後のデザートのドルチェは5種の中から。
私が選んだのはMonte Blanco モンブラン。日本語でもモンブランと表記してあったので「モンブラン」と言ったら伝わらなかった(笑)。白いパウダーシュガーのバリアを外すと本格的な甘さ控えめな栗のピューレのモンブラン、そして手前がゆずを香りづけしたはちみつが添えてあってバランスが取れてます。これは大正解!! お値段は12ドル。
ついでに友人のドルチェはティラミス。12ドル。
盛り付けがとても可愛いティラミスでした。
お支払い
私たちはそれぞれ車だったので、アルコールは取らず、お水のみ。
私のトータルは56ドル。3人分のトータルを3分割してもらってひとり約45ドルとなりました。そういえば、コーヒーはついていなかった…。
レシートにはしっかりと「チップは含まれていません」と目立つサインがあります。チップに慣れていない日本人の悪いところが、ここに現れてるんですね。レシートをよく見るとTip 18%・・・7.74とあるけれど…。
チップを払うポイント!これ大事です。
チップの支払いって迷いますよね。こうやって表記されている場合が多いけど、これにしたがって払う必要はないんです。自分の求めたサービスが受けられて、とても感謝したら18%でもいいけれど、ランチに18%は払わなくても大丈夫。ということで約15%の7ドルを加えて、合計52.03ドルのお支払い。ランチにしてはかなりのお値段となりました。でもね、ディナーの時はちゃんと20%以上のチップを払ってね。
最後に
アランチーノ・アット・ザ・カハラには久しぶりに行ったけど、私的にはワイキキのアランチーノ・デ・マーレがおすすめ。理由は単純にコスパの問題。
ちなみに、このお店は大阪にもオープンしましたね。
おまけですが…
3ヶ月ぶりのハワイということで、ご近所さんが早速ランチに誘ってくれました。一人は20代の頃からニューヨークでビジネスを始めLAへ、そしてハワイ。彼女はブライダルブーケを始めカハラの高級住宅の装花(玄関に花を飾る)などを手がけるフラワーデザイナー。もう一人はLAで仕事を持っていたけど、リタイアしてハワイへ移住してきて2年目に入ってハワイの生活が楽しくなってきたという人。私よりお姉さんの二人はいつも適したアドバイスをしてくれます。たまに、いやいつも辛口(笑)
そんな彼女たちとの話題の一つは「どのタイミングで日本に戻るか…」ということ。みんな日本に戻りたいって思っている日本人がほとんど。それだけ日本は生活しやすいんですよね。住んでいたら気がつかないけど。
今回も、最後まで読んでくださりありがとうございました! Mahalo
アランチーノ・アット・ザ・カハラの202年夏、再開の最新情報はこちら↓